EDHと似て非なる、オースブレイカー。

ルール紹介、deckテク、の続きです。


■構築ルール

 3.ゲーム条件

  開始時LIFE:20点

  勝利条件:統率者ダメージ(EDH)ルールは無し

  ※他の勝利条件は、他フォーマットと同じ。
   Life:0点、ライブラリ0枚時のドロー等

  無差別戦(他プレイヤーが全て対戦相手)
  攻撃範囲:複数への攻撃

  ※基本的に、EDHと同じ多人数戦です。

■ルールを踏まえて

☆統率者の立ち位置

 プレインズウォーカー特性として、忠誠度0で
 墓地に置かれ、置換効果で統率領域に戻ります。

 結構、これ大事です。
 自壊はし辛く、EDHと異なり小粒生物で対処可能。

 統率者ダメージが無く、無限LifeはEDHより厄介。

☆刻銘呪文とは

 言い換えると、追加の忠誠度能力です。
 Instantを選べば、自ターン以外でも使用できます。

 オリジナルな統率者を作り出せて、EDHと比べ
 自由度は段違いです。

 また、統率者と異なり、墓地・手札などに移動せず
 マナは必要でも、Instantタイミングでの能力発動は
 PWの概念がひっくり返ると思います。

☆程よい60枚、緊張感あるLife20

 EDHをプレイしてると、1・2枚入れ替えた所で
 効果を実感できない、手札に来ない事が多々。

 Oathだと結構引きます、驚く位に。

 また、EDHより構築しやすいかも?感覚的に。 
 主要な構成カードは、20枚程で成り立ちます。

 EDHだと下位互換でも、プレイ機会のために
 投入するケースありますが、Oathは厳選可能。

 またEDHと異なる条件で、勝利できます。
 ライブラリアウト、打点でのLife0もあり得て
 EDHと異なりプレイ時間が短めですね。


オースブレイカー、ルールなどのキーワードで
当ブログに来られる方もいるようですので、
ルール紹介を取り扱ってみました。

オースブレイカーを、多くの人が楽しめますように。

EDHと似て非なる、オースブレイカー。

緊急事態宣言の中、移動中に書く事が
少なくなり、最近さぼり気味ですみません。

夜の更新に切り替えて行きますので、
今後もよろしく、どうぞ。

■オースブレイカーとは

 自分は、Oathと略してますが、EDHと同じく
 1枚制限エターナル、多人数フォーマットです。

 当ブログの主テーマですが、ルール記載を
 これまでしていない事に、はたと気付きまして。

 ルール紹介、deckテクを纏めます。


■構築ルール

 1.統率領域

  EDHでいう統率者と同じく、統率者領域に
  オースブレイカー(統率者)と刻銘呪文を
  配置します。

  統率者:プレインズウォーカー
  刻銘呪文:Instant or Sorcery

  ※統率者の固有色に含まれるカードのみ、
   刻銘呪文として選べます。

  ※両面カードは、第1面がPWであれば
   統率者に指定できます。

  ※共闘を使うと、2枚のPWを使用できます。
   其々の固有色内で、刻銘呪文を持ちます。

  ※以前に、統率領域から唱えられた回数につき
   ②の追加コスト(統率税)がかかります。

  ※統率者を戦場でコントロールしている時のみ
   刻銘呪文を唱える事ができます。

  ※刻銘呪文は、解決時に統率領域に戻ります。
   追放・バイバック等は無視される。


 2.デッキ構築の制限

  EDH:100枚 に対して、
  Oath:60枚 で構築します。

  ※統率領域も含めて、60枚。

  ※統率者の固有色に含まれるカードのみ、
   デッキに含める事ができます。

  基本土地以外のカードは、1枚制限となります。
  ヴィンテージに準じ、禁止カードを除きます。

☆禁止カード
 ・カード・タイプが「策略」であるすべてのカード
 ・アンティに関連するすべてのカード
 ・銀枠のカード
 ・むかつき/Ad Nauseam
 ・Ancestral Recall
 ・天秤/Balance
 ・生命の律動/Biorhythm
 ・Black Lotus
 ・チャネル/Channel
 ・Chaos Orb
 ・最後の審判/Doomsday
 ・引き裂かれし永劫、エムラクール
 ・召し上げ/Expropriate
 ・Falling Star
 ・Fastbond
 ・けちな贈り物/Gifts Ungiven
 ・グリセルブランド/Griselbrand
 ・High Tide
 ・Library of Alexandria
 ・限りある資源/Limited Resources
 ・ライオンの瞳のダイアモンド
 ・魔力の墓所/Mana Crypt
 ・マナ噴出/Mana Geyser
 ・魔力の櫃/Mana Vault
 ・Mox Emerald
 ・Mox Jet
 ・Mox Pearl
 ・Mox Ruby
 ・Mox Sapphire
 ・自然の秩序/Natural Order
 ・絵描きの召使い/Painter’s Servant
 ・一望の鏡/Panoptic Mirror
 ・原初のうねり/Primal Surge
 ・天智、サヒーリ/Saheeli, the Gifted
 ・Shahrazad
 ・太陽の指輪/Sol Ring
 ・隔離するタイタン/Sundering Titan
 ・星の揺らぎ/Sway of the Stars
 ・森林の始源体/Sylvan Primordial
 ・Time Vault
 ・Time Walk
 ・修繕/Tinker
 ・トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
 ・歯と爪/Tooth and Nail
 ・企業秘密/Trade Secrets
 ・激動/Upheaval
 ・世界火/Worldfire
 ・ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain

☆EDHと異なり、使用可能
 ・陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
 ・上位の空民、エラヨウ
 ・エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
 ・カラカス/Karakas
 ・パラドックス装置/Paradox Engine
 ・原始のタイタン/Primeval Titan
 ・クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix
 ・繰り返す悪夢/Recurring Nightmare
 ・ラノワールの使者ロフェロス

今日は、ここまで。
次はゲームの進め方関連です。
オースブレイカー目線ですが、
EDHでも使える物もPickUpします。

https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/commander-2020-edition

■各色ピッチ呪文
・完璧な策略
・激情の後見
・致命的なはしゃぎ回り
・偏向はたき
・ぼやかす薄霧

 オースブレイカーを意識したデザイン、
 と好意的に解釈しましょう。

 刻銘すれば、基本コスト0!と破格な待遇。
 統率者セットのリリースノートに既出ですが、
 統率税はコスト確定の後にかかるため、
 初回以降は、2、4、6マナが必要です。

■新規カード
・天上の餌あさり
  既にレガシーで、お声が掛かってる模様。
  自分は、イコリアの中にある似たような
  飛行持ちの方が打点も高いし、モダンでも
  使えそうな気がしますけど。
・ぬかるみさらい
  各対戦相手が選ぶものの、戦場に出るのは
  自分の生物のみ。墓地の掃除セットなら
  Oathでも刻銘する価値あるのでは。
・嵐呼びのカラマックス
  Oath的には興味ない伝説の生物ですが、
  こいつは別格かも。追加ターン複写だけでも
  EDHでは強力な動きですし。

■再録カード
・白蘭の騎士
・敏捷な妨害術師
・輪作
・先駆ける者、ナヒリ
・自然に仕える者、ニッサ
・秘儀の印鑑
・ガヴォニーの居住区
・屍肉あさりの地
・風立ての高地

 この辺りの再録は、嬉しい人も多いかと。
 値段下がりますよね。

Oath目線だと、あまり収穫が無い感じも。
ピッチ呪文が目玉なのですが、光らないので
自分はスルーして、しまいそうです。
オースブレイカー目線ですが、
EDHでも使える物もPickUpします。

https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/ikoria-lair-behemoths

■変容の可能性

 EDH的に、多人数戦には向かない能力。
 変容する毎に起動する効果、でないとね。

 Oath目線だと、刻銘呪文で大変動とか撃つ
 戦略なら、一考の余地があるかも。

■白
・ドラニスの判事
  EDHよりOathの方が、危険なヘイトベアー。
  Oathだと登場し易く、統率者・刻銘のcast封じ。
  タフネス3も除去しにくく、流石に禁止候補?

・一心同体
・希望の光
  刻銘し易い1マナ呪文。イラスト良ければ。

・光明の繁殖蛾
  EDHだとコンボ要員ですね。無限頑強など
  狙い易く、単体使用でも除去耐性が優秀。

・スナップダックスの神話
  大変動の劣化版と思いきや、対抗色払うと
  1マナ軽い悲劇的な傲慢。

■青
・微光クラゲ
  たまに居る、コンボ要員になれそうな人。
  Oath的には、飛行・タフネス3が偉い。

■黒
・想起の拠点
  1マナ重い、ズーラポートの殺し屋。
  生物では無いので、EDHだと使い易そう。
・狩り立てられた悪夢
  Oathだと強いですね。接死tokenは1体、
  威迫持ちで殴り放題ですし。

■赤
・銅纏いののけ者、ルーカ
  少し重いですが、ゴブリンデッキ向き?
  小マイナス忠誠度能力が、ハマりそう。
・パイロケラトプス
  エレメンタルデッキに追加したい逸材。

■緑
・怪物の代言者、ビビアン
  待望の常在型能力持ち、来ました。
  token生成も優秀ですね。

■多色
・各種の根本原理
  思わず刻銘したくなる類いですが、
  オースブレイカーだと統率者の問題が。
・古き道のナーセット
  ジェスカイ統率者が来ました。
  程良い使い易そうですが、Oathで3色は
  マナベース的に不安ではあります。

怪獣大戦争なセットなので、多人数戦だと
なかなか得る物が少なそうです。
EDHと異なり、
オースブレイカーはテーマに馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

ギデオンdeck構築例、の続きです。

■初めて味わう、敗北

 現実が忙しくて、更新が滞っておりました。

 さて、構成カードを考えてみたものの
 灯争ギデオンでは、趣味カードを詰め込むに
 適しておりません。

 カジュアルデッキとは言え、限られた時間で
 自己アピールをするには限界があるのです。

 試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials

 そこで此方。
 趣味カード降臨までの時間稼ぎが可能になります。

 黒き剣のギデオンを据えて、構築を始めましたが
 途中で統率者が変わる、悪い例ですね。

■改めて、再考

 統率者を変え、紋章と共に生き延びる策として
 ギデオンPW達を増やします。

 黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade
 正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice
 ゼンディカーの同盟者、ギデオン
 ギデオン・ジュラ/Gideon Jura

 そして、マナを伸ばすギミックも。

 土地税/Land Tax
 しもべの誓い/Oath of Lieges
 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid
 精霊信者の剣/Sword of the Animist
 無限地帯/Myriad Landscape
 セラの聖域/Serra’s Sanctum
 息詰まる徴税/Smothering Tithe

■伝説は、忘れた頃に蘇る

 エメリアの番人/Emeria Shepherd
 黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringer
 空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin

 前項まで下拵えした上で、ようやく此方。
 重厚な白単でも、行けそうな気がします。

他にも、攻撃制限を課す置物、生物を配置すると
本命が到着するまで時間稼ぎが出来そう。

漸く纏まってきたので、リスト化して行きます。
EDHと異なり、
オースブレイカーはテーマに馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

ギデオンdeck構築例、の続きです。

■foil発祥の地へ

  セラのアバター/Serra Avatar (promo)
  セラの天使/Serra Angel (promo)

 アバターがfoilの先駆け、1998年の事。
 うろ覚えですが、次はセラ天だったような。

  大天使レイディアント/Radiant, Archangel

 foilと言えば、やはり此方。当時ヤフオクで
 万は超えたのは、良い思い出。今も変わらず?

  サマイトを総べる者アタリア
  獅子将マギータ/Mageta the Lion
  果敢な勇士リン・シヴィー

 絵師の方々が、良いですね。昔のfoilは
 絵の背景が透けて光らないのですが、
 絵力だけでカードが透けてます。(本当?)

■そして、7版へ‥‥

 神の怒り/Wrath of God
 崇拝/Worship

 この版のfoilは、最高に良いですね。
 7版は基本セットの初foil、新規イラストで
 プレミア値段が幾つか発生しています。

彼等を全て採用すると、カタチにならないので
伝説で纏めるか、特定の部族で纏めるか、
引き続き考えて行きます。
EDHと異なり、
オースブレイカーはテーマに馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

deck構築の一例を紹介して行きます。

■統率者を選ぶ

 今回のお題は、茨の道とも言える白単。
 まずは、人気の統率者を並べます。

 ①慈悲深きセラ
 ②黒き剣のギデオン
 ③試練に臨むギデオン
 ④太陽の勇者、エルズペス
 ⑤群れの力、アジャニ

 天使に寄せられる①は、不動の人気No.1。
 ③は特殊勝利を防ぎ、ジェイス対策を可能。
 ④はトークン戦略と重量スペルの叩き付け。

 さてMythic Edition で付いてきたオマケで
 ②ギデオンがあるので、採用してみます。

■刻銘する

 これまでの構築例だと、最後に決めてました。
 今回は、イメージを序盤から先行させます。

 海外サイトの傾向では、こんな順番ですね。

 a)神の怒り
 b)ハルマゲドン
 c)集団的努力
 d)流刑への道
 f)不敗の陣形

 ここは自分の趣味で、絵柄で攻めていきます。

 ①恭しきマントラ
 ②オアリムの詠唱
 ③大変動
 ④精霊への挑戦
 ⑤悟りの教示者

 ①は、Rebecca Guayな上に、ピッチスペル。
 統率者2020でも各色ピッチありますけど、
 刻銘呪文の場合、初回は0マナ。
 以降は、2、4と増えます。
 (代替コスト確定後に、統率税がかかるため)
 白いカード取り除きで、手札が枯渇しやすく没。

 ③みたいなリセットも好きです。
 PWギデオンは、生物として残りますし。

 ⑤は、ヘリオッド&バリスタ検索が、役目。
 白絡みなら何でも入り、面白みが無く。

 白くて、EDHでも「おぉっ!」と唸る場面は
 コンボに、沈黙などのCast制限で阻止した時とか。

 決めました。詠唱で行きます。
 絵柄も申し分なく、これなら4枚光りますし。
 (もちろん、使えるのは1枚ですが)

ウルザズ・レガシーの頃より白Foilerでしたので、
これまでで手元にある、Foilを厳選して行きます。

趣味ベースなので、今回は手短に纏める方向で。
Myオースブレイカー紹介。
EDHと異なる点は、部族とチャンドラへの愛。

先週、取り扱ったチャンドラについて
ひとまず雛形を作ってみました。

PW:反逆の先導者、チャンドラ
   /Chandra, Torch of Defiance
刻銘:抹消/Obliterate

■マナ生成 3
 新米紅蓮術師、チャンドラ
 勇敢な紅蓮術師、チャンドラ
 ヤヤ・バラード

■衝動的ドロー 3
 紅蓮の達人チャンドラ
 炎の職工、チャンドラ
 前哨地の包囲

■トークン生成 2
 炎の侍祭、チャンドラ
 炎呼び、チャンドラ

あと6人、チャンドラは居るのですが、
バランスを考え、試しながらの採用枠で。

■エレメンタル 8
 チャンドラの火炎猫
 遁走する蒸気族
 精神灼き
 新星追い
 害霊
 雷叫び
 炎の騎兵
 マグマの力

■所縁のあるカード 4
 カラデシュの火、チャンドラ
 特務魔道士ヤヤ・バラード
 ピア・ナラーとキラン・ナラー
 キランの真意号

■息切れ防止 2
 頭蓋骨絞め
 Wheel of Fortune

■妨害・補助 4
 混沌のねじれ
 チャンドラの灯の目覚め
 冒涜の行動
 理由なき暴力

■マナ加速 7
 煮えたぎる歌
 秘儀の印鑑
 友なる石
 永遠溢れの杯
 思考の器
 スランの発電機
 アシュノッドの供犠台

■土地 24
17山
 血染めのぬかるみ
 樹木茂る山麓
 沸騰する小湖
 無限地帯
 ニクスの祭殿、ニクソス
 露天鉱床
 不毛の大地

メインテーマは「チャンドラ」なので、
PW増量したかったのですが、どうもバランス悪く。

「エレメンタル」は赤らしく良い構成かと。
この辺りは、試しながら改修する事になります。

しかし、所々で無色の優良カードを入れたくなります。
単色だと、どうしても壊せないものがあるため。

次回は、白単を取り扱う予定です。
オースブレイカーはレシピが少ないので、
これから組む方々へ、手助けとなれば。
EDHと異なり、
オースブレイカーはテーマに馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

チャンドラdeck構築例、の続きです。

■刻銘する

 チャンドラの歴史を綴るPWデッキになりました。
 となると、第一に思い浮かぶのは此方でしょう。

 チャンドラの勝利/Chandra’s Triumph

 肝心のダメージ範囲が、プレイヤーに飛ばないため
 やや使いにくいですね。PWや置物と相性が良く、
 大奥義らしい呪文がありました。

 ジョークルホープス/Jokulhaups

 しかし、大事な問題があります。そう、この呪文は
 現代の科学では「光らせる」事ができないのです。

 抹消/Obliterate

 なんという事でしょう。これなら2枚も光ります。
 (1枚しか使えませんが)絵柄も素晴らしい。

 打ち消される事も少なく、PWとエンチャントを
 場に残す事ができますね。

■必須カード、で脇を固める

 以前に考察した、赤の必須カードから
 テーマに沿う物をチョイス。

 Wheel of Fortune
 混沌のねじれ/Chaos Warp
 冒涜の行動/Blasphemous Act

■加速と、土地と

 マナ加速は、やはり儀式系の採用でしょうか。
 残りはアーティファクトで。

 戦いの賛歌/Battle Hymn
 煮えたぎる歌/Seething Song

 赤単だと、土地はこんなのが採用できます。

 ハンウィアーの要塞/Hanweir Battlements

という訳で、週末にカタチにしてみます。
deckリストも公開予定です。
EDHと異なり、
オースブレイカーはテーマに馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

チャンドラdeck構築例、の続きです。

■「火力」を模索する

 多人数戦なりの難しさ、はありますが
 各対戦相手に作用するド派手な呪文を。

  焦熱の合流点
  チャンドラの灯の目覚め
  ヤヤの焼身猛火

 焼身猛火、は対象3つで少し違いますけど
 Oathだと映えて良いですね。

 探したものの、広範囲に効く火力は少なく、
 単発より置物の方が、多くあります。
 PWと役割が被ってしまうため、
 火力は諦め、違うテーマを模索する事に。

■シナジーの連鎖

 赤の置物には、何らかの効果を倍増する、
 特定の数値を追加する、物が多く。

 置物だと盤面が赤く染まり、展開した感が。
 信心たまるのもgood。

 チャンドラの誓い
 前哨地の包囲
 分かち合う憎しみ
 ほとばしる魔力
 紅蓮術士の刈り痕
 荒れ狂う嵐の儀式
 理由なき暴力

 tokenが量産されやすく、赤く無いけど
 下記も採用出来そうですね。

 頭蓋骨絞め
 アシュノッドの供犠台

さて、次回は最後まで選考しなかった
刻銘呪文を扱い、最終形とします。
EDHと異なり、
オースブレイカーはテーマに馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

チャンドラdeck構築例、の続きです。

■さらに、PWの灯を点そう

  ヤヤ・バラード
  敬慕される炎魔道士、ヤヤ

 チャンドラに縁のある此方、mustですね。
 キラン、ピア夫妻は残念、PWが無いので。

  チャンドラの調圧器

 忠誠度能力をコピーして、増幅します。
 マナ生むチャンドラが居ると、
 結構なマナが絞り出せそうな気がします。

■本題の「エレメンタル」

  チャンドラの火炎猫
  若き紅蓮術士
  遁走する蒸気族
  窯の悪鬼
  チャンドラの吐火
  精神灼き
  火の猟犬
  火の召使い
  炎の騎兵
  マグマの力

 以上は、火力との相性も良く、即採用レベル。
 ボール・ライトニング系に寄せるなら、以下も。

  雷族の呼び覚まし
  ブライトハースの旗騎士

 多いPWを有効活用、中奥義目当てだと此方。

  次元縛りの共謀者

 チャンドラ絡みも増やします。

  カラデシュの火、チャンドラ
  特務魔道士ヤヤ・バラード
  ピア・ナラーとキラン・ナラー
  キランの真意号

 真意号は、カジュアルの魅力と真逆なので
 当ブログではあまり扱いたく無いカード。
 キラン絡みで入れる?な感じ。

 無色の強カードは、採用するのに理由が無いと。
 スロット狭く、Oathだと単一的になるだけで。
 無色の必須・共通カードは、紹介しない方針です。

  朱地洞の族長、トーブラン
  モーギスの狂信者
  どぶ潜み
  ブリキ通りの重鎮、クレンコ

 強さを求めるなら、この辺りも入りますけど。

次回は、脇を固めるカード群をチョイス。
どこまで火力に寄せられるか。
残されたスロット的に、悩ましい所です。
EDHと異なり、
オースブレイカーはテーマに馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

deck構築の一例を紹介して行きます。

■統率者を選ぶ

 今回のお題は、チャンドラです。
 意外?と高コストに偏りを感じますが、
 次のような選択肢があります。
 
 ▼3マナ
  ①炎の侍祭、チャンドラ
 ▼4マナ
  ②炬火のチャンドラ
  ③紅蓮の達人チャンドラ
  ④反逆の先導者、チャンドラ
  ⑤炎の職工、チャンドラ
  ⑥新米紅蓮術師、チャンドラ
 ▼5マナ
  ⑦燃え立つチャンドラ
 ▼6マナ
  ⑧チャンドラ・ナラー
  ⑨炎呼び、チャンドラ
  ⑩紅蓮の俊英、チャンドラ
  a勇敢な紅蓮術師、チャンドラ
  b目覚めた猛火、チャンドラ
  c炎の憤怒、チャンドラ

 軽いと奥義に物足りなさがあり、
 重いとプレイしにくいジレンマ。
 所々にある衝動的ドローが、特徴的。

 此処は欲張りに、13種類全てのPWを
 採用する方針で、行ってみましょう。

 となると、忠誠度を増やしやすい①が
 第一候補となります。しかし重いPWを
 後続に出したい強欲には、とてもギルティ。

 そこで、④神チャンドラで加速しつつの展開を
 目指してみよう、という所に着地しました。
 4マナ出るなら、6マナ行ける理論ですね。

 ステンドグラス版を使いたいから、なのは
 君と僕との秘密です。

■「炎は燃え続ける」

 EDHでは成り立ち難い「火力」を
 きちんと取り入れたい所。

 イメージは、不死鳥も良いですが、
 火花を模したエレメンタルで纏めてみます。

なかなか良いイマジネーションで
纏まって来ました。次回は、生物の選定です。
Myオースブレイカー紹介。
EDHと異なる点は、部族と手札破壊。

先週、取り扱ったラスアナについて
ひとまず雛形を作ってみました。

PW:最後の望み、リリアナ
   /Liliana, the Last Hope
刻銘:忌むべき者の軍団/Army of the Damned

■斥候 4
 墓所破り
 墓所這い
 無情な死者
 萎縮した卑劣漢

■主力・強化 7
 生命散らしのゾンビ
 疫病吹き
 アスフォデルの灰色証人
 死の男爵
 墓地を刈り取るもの
 アンデッドの王
 アンデッドの戦長

■ゾンビ算 8
 無駄省き
 墓地の司令官
 戦墓の巨人
 リリアナの肉裂き
 ゲトの裏切り者、カリタス
 終わり無き死者の列
 グール呼びのギサ
 墓所のタイタン

■除去 4
 英雄の破滅
 残忍な騎士
 滅び
 有毒グール

■搦め手・妨害 4
 悪意ある噂
 鮮血流
 タシグルの残虐
 虚無の呪文爆弾

■サクリ台 2
 ファイレクシアの供犠台
 アシュノッドの供儀台

■加速 5
 暗黒の儀式
 陰謀団の儀式
 秘儀の印鑑
 炭色のダイアモンド
 黒玉の大メダル

■土地 24
13沼(Foil)
 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
 Lake of the Dead
 血染めのぬかるみ
 新緑の地下墓地
 汚染された三角州
 ボジューカの沼
 無限地帯
 ファイレクシアの塔
 ニクスの祭殿、ニクソス
 露天鉱床
 不毛の大地

メインテーマは「ゾンビ」
「手札破壊」は対戦相手のみ作用するチョイス。

マナ加速・除去・土地は、ほぼ定型と思います。
ややロードが多い?ので微調整の予定。

次回も、デッキ構築例を取り扱う予定です。
オースブレイカーはレシピが少ないので、
組む際の手助けとなれば。
EDHと異なり、
オースブレイカーは部族に馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

deck構築例、の続きです。

■必須カード、で脇を固める

 以前に考察した、黒の必須カードから
 テーマに沿う物をチョイス。

 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
 無垢の血/Innocent Blood
 暗黒の儀式/Dark Ritual
 殺戮の契約/Slaughter Pact
 夜の囁き/Night’s Whisper
 古呪/The Elderspell
 リリアナの勝利/Liliana’s Triumph

■万が一の保険

 ガチ論争にも絡むとは思いますが、
 カジュアルの着地点、て何?という事。

 充分に展開した=プロレス的な攻め状態、は
 何処で攻防が入れ代わるか、というと
 不意の返し技・reset的なaccidentの発生時。
 無いと、一方的にタコ殴りにされて終わり。

 カジュアルでリセットを嫌う人は、一定数
 居ると思います。プロレス的な展開が全て、
 で無いですけど、タッグを組んで対抗しても
 力対Powerでは緑の圧勝が見えてます。

 この位は黒の保険ですね。

 滅び/Damnation
 苦痛の命令/Decree of Pain
 ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise

■土地、マナ加速

 黒単なので、マナ加速は茶器・儀式。
 土地でゾンビに関係するのは、此方。

 邪悪な岩屋/Unholy Grotto
 
という訳で、週末にカタチにしてみます。
deckリストも公開予定です。
EDHと異なり、
オースブレイカーは部族に馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

deck構築例、の続きです。

■閑話休題

 当ブログは昨年2019年11月から再開し、
 以来4ヵ月で7000hitを頂きました。

 訪れる方々も当初は20人/日程度でしたが、
 現在はユニークユーザで平均100人/日ほど。

 オースブレイカー に興味を持って頂き、
 本当に有難うございます。

■本筋に戻ります

 昨夜、前回まで挙げたカードで仮組み。
 我々は、とんでもない物を発掘しました。

 無駄省き/Waste Not

 ヴェールのリリアナとの組合せで、
 毎ターン所謂ルーレットを楽しめます。

 しかし統率者はラスアナなので、
 ヴェリアナで組むまで、お蔵入り扱い。

■真面目に、戻ります

 此処に来るまで、刻銘呪文の選定を
 後回しにしていました。

 通常だと、PW→刻銘→構築が多いけど
 テーマdeckだと制限も多いので。

 忌むべき者の軍団/Army of the Damned

 まずは此方。13体の肉片、何に調理するか
 ワクワクします。供犠台の戦略が合致してて
 第一候補ですね。

 往時軍の覚醒/Awaken the Erstwhile

 手札破壊とゾンビの混合タイプだと此方。
 まだ脇を固めるカード選定をしていないので
 充分に可能性を感じられます。

 リリアナの勝利/Liliana’s Triumph
 再活性/Reanimate
 汚涜/Defile

 こんなカード達も、有用ではありますが、
 カジュアルに組むなら、刻銘呪文は
 特大奥義のようにすると、deck構築に
 影響が出ないまま、楽しめると思います。

長くなってきたので、次回もお楽しみに。
EDHと異なり、
オースブレイカーは部族に馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

deck構築例、の続きです。

■並、ご飯多めで

 前々回に扱った主食、もとい主力を
 もう少し足してみようかと。

 朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaur
 忠実な下僕/Loyal Subordinate
 執念深いリッチ/Vindictive Lich

 皆、ゾンビ。素晴らしい。
 恐竜くんより、下僕の打点の高さたるや。
 リッチは、物足りない?同じマナ域なら

 復讐に燃えた死者/Vengeful Dead

 疫病吐き、と同じくコンセプト決まります。
 あと追加でfinisher。此方は外せない。

 墓所のタイタン/Grave Titan

■ゾンビの防腐剤

 いわゆる補助、で固めて行きます。
 まずは息切れ防止のドロー。

 永遠神バントゥ/God-Eternal Bontu

 供犠台との組合せで、何か出来そうな予感。
 継続的ドローも欲しい所ですが、黒の場合
 Life損失を伴うので難しさがあります。

 妨害、盤面へのActionとして、此方。

 小悪疫/Smallpox
 悪疫/Pox

 こういう系のカード、好きなんですよ。
 ボードゲーム的に、crisisが起きる感じ。
 その時までに何を準備していたか、
 無くともどう対応するか、的な。

 EDHでは発生しにくい、純粋な手札破壊も
 取り入れてみたいですね。

 悪意ある噂/Vicious Rumors
 タシグルの残虐/Tasigur’s Cruelty
 
だいぶ纏まって来たので、仮組みして
カタチにして行きます。
EDHと異なり、
オースブレイカーは部族に馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

deck構築例、の続きです。

■ゾンビ算

 ゾンビにゾンビを足して、ゾンビに
 して行きます。なんのこっちゃですが、
 言い換えると、シナジーを重ねます。

 終わり無き死者の列
   /Endless Ranks of the Dead
 ゲトの裏切り者、カリタス
   /Kalitas, Traitor of Ghet

 ラスアナ奥義もそうですが、夜中に一匹、
 ゾンビを見たら、十匹居ると思いましょう。
 カリタスは吸血鬼なのは残念ですが、
 墓地対策やゾンビ生成の点で候補です。

■ゾンビファースト

 ゾンビの事を第一に考えてくれるカード達。

 墓への呼び声/Call to the Grave
 有毒グール/Noxious Ghoul

 除去にカウントできる方々ですね。
 自分達には大半のケースで無害、素晴らしい。

■決定打を探す

 アスフォデルの灰色商人
   /Gray Merchant of Asphodel

 通常のfinish技は、此方でしょうか。
 黒は色拘束が強いので、結構LIFE吸います。

 ゾンビならではのコンボを保険に入れたい所。

 ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar
 墓所這い/Gravecrawler
 
 前回の主力選定で入れた、疫病吹きが居ると
 無限出し入れ〜LoseLifeです。

さて、次回は黒単ならではのギミックを
選定し、ゾンビを保護して行きます。
EDHと異なり、
オースブレイカーは部族に馴染み易い。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

deck構築の一例を紹介して行きます。

■統率者を選ぶ

 今回のお題はリリアナですので、
 以下の3案を考えてみます。

 ①死が触れぬ者、リリアナ
 ②最後の望み、リリアナ
 ③死の権威、リリアナ

 ①は、各対戦相手に2点ばら撒く良PW。
 ゾンビdeckは魅力ですが、自分には
 奥義が物足りなく、PWに頼り過ぎそう。

 ③は高コストを除けば、実戦的な感じ。
 小マイナス能力がリアニなので、
 トリミケ・ウーズのコンボを目指しそう。

 自分は、カード・トークンを並べたい派。
 とすると、②になりますね。刻銘呪文も
 キャストしやすいマナ域ですし。

■採用したくなるゾンビ

 まずは主力を探します。3〜4マナ域の
 ナイスガイは、次のような感じ。

 疫病吹き/Plague Belcher
 戦墓の巨人/Diregraf Colossus
 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie

 万が一の決定打がある能力持ちは良い。
 トークン生むのも安定感があります。

 増強を図れるロード達は、此方。

 墓地を刈り取るもの/Cemetery Reaper
 死の男爵/Death Baron
 呪われた者の王/Lord of the Accursed
 アンデッドの王/Lord of the Undead
 目覚めし処刑者/Risen Executioner
 アンデッドの戦長/Undead Warchief

長くなってきたので、次回はゾンビ絡みの
ユーティリティーを探して行きます。
EDHと異なり、オースブレイカーは
両極端なのだと思います。

※個人の感想であり
 効果・効能を示すものではありません。

カードスロットは狭いので、casual構築に
とても向いています。
反面、Key Cardも直ぐに引けるため、
競技的とも言え、両者は相入れません。

部族、常磐木、他テーマ性のあるカードは、
探しても少ないですが、オースブレイカーだと
程良くハマるし、出現率・達成感も高いです。

カジュアルに組む魅力、を紹介します。

■手軽に組むなら

 やはり、部族でしょう。

 カード検索にある「サブタイプ」を選ぶと
 様々な種族を指定できます。
 マナコストと欲しいパワー域を指定すると
 マナ域に見合った主力を探せますよ。

 部族シナジーを探すなら「英語オラクル」に
 部族名を英語で入れて検索します。

■どんなカードが便利?

 まずは、部族とシナジーのあるPWですね。
 忠誠度能力を検索してみましょう。

 部族を強化するロード、鬩ぎ合いに強いです。
 特定の部族を避けて作用する全体除去、
 部族の有無を条件に強化される呪文も面白く。

 部族トークンを生む置物は、持続力があって
 仲々しぶといです。

次回は、一例として自分が組んでいる最中の
部族deckを紹介します。
EDH海外tierの
オースブレイカー版を考察します。

※tierは、個人〜小集団が言う「目安」。
 地域を超えて意見が出て、成熟する物です。

前回まで扱った海外tierを踏まえ
日本での傾向を考える、の一区切りです。

■結局、tierが付くの?

 オースブレイカーは未成熟です。
 絶対数が少なく、ガチとtierが混在状態。

 敢えてランク付けするなら、
 以下は、tier-Sと言って過言は無く。

 レンと六番
 神秘を操る者、ジェイス

 これらは勝利実績も見かけますし、
 見かける店舗大会は、ガチ環境なので
 カジュアルに楽しむなら、
 交流会への参加をお勧めします。

■刻銘は、tierを変える?

 持論ですが、かなり変わります。
 例として、ジェイスになりますが、
 finishは「パラダイムシフト」。

 上記を刻銘せずとも、deckに含まれ
 サーチ、ドロー操作を刻銘していれば
 tierは変わらず、ゲーム前から魔王です。

 どうしてもジェイスが好きだけど、
 カジュアルに楽しみたい方は、
 以下を刻銘してみては如何でしょう。

 無限への突入/Enter the Infinite

 勝利手段を刻銘する、無実を訴えるには
 この位はしておいた方が良いです。
 もしくは、特殊勝利と無関係な刻銘とか。

刻銘呪文は、PWの持つ追加の忠誠度能力。
カジュアルに楽しむ要素としては、
EDHより遥かに、作り手の想いを込め易いです。

オースブレイカーを、多くの人が楽しめますように。

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